気をつけたい求人サイトの落とし穴

看護師として働く場合、どの職場に入るかでこれからの人生が大きく変わります。
職場選びの際にはいくつかのポイントを押さえながら、どこで働くかを決めることが大事です。

求人サイトは病院から頼まれた情報を載せているため、基本的には表向きの言葉ばかりが並んでいます。
そのため、サイトに書かれた言葉の意味を深く読み取らなかったことが原因で、「こんなはずじゃなかった」と後悔する人は少なくありません。

例えば「週休2日」と記されていても、実際にはシフトカレンダーを優先されるようなケースもあります。他にも、「月給」とあってもその中には手当が入っており、基本給が低い場合は年収が思ったよりももらえなかったという実態も耳にします。
求人サイトに書かれた情報をパッと見ただけで判断せず、記された情報をよくチェックして、気になる部分は面接時に積極的に質問をして決めるようにしましょう。

また、看護師の数や病院の規模を事前によく調べることも大切です。
中には、大きな病院に入って様々なスキルを習得したいと思っている方もいるでしょう。ですが、実際に入ってみると人材不足が深刻で、時には何日も夜勤が続き、体調管理ができないほどに過酷な労働をさせられたというケースもあります。

そうならないために、規模に対してきちんと人数が足りているかは知っておきましょう。単純に「大きな病院だから」という理由だけで決定するのは大変危険です。

一方、入院施設を設けていない小さなクリニックであれば、夜勤はなく日勤のみ働けばよいというメリットがあります。さらに、規模が小さいからこそ患者とより深く関わることができるのも、小さなクリニックならではの魅力です。
そのため、あまり体力仕事をしたくないと考えている人は、クリニックを選んだ方がいいかもしれません。